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映画・音楽

映画監督・黒澤明作品

・映画の中でも黒澤明監督の作品は好きで何回も見る事があります。全部の作品はまだ見ていませんが、黒澤明監督の本を買ったり、昔ビデオで撮った作品やドキュメンタリー番組をパソコンで編集してハードディスクに保存したり、見たい時に見れるようにしています。

黒澤明監督の作品は子供のころから、テレビで見てきましたが、一番最初にみた映画は「乱」で一番インパクトのある作品でもあり、今までで一番多く繰り返し見ている作品でもあります。見れば見るほど、大人になればなるほど、映画の内容やおもしろさがわかってくるような感じで、黒澤明監督の作品にはまっていきました。

それ以降は「羅生門」「七人の侍」「隠し砦の三悪人」「用心棒」「椿三十郎」「天国と地獄」「影武者」「夢」など主な作品を繰り返し見ています。

中でも「隠し砦の三悪人」は後から分かった事で「スターウォーズ」のリメイク版のようなものであるという事で、姫を敵から護りながら進んでいくストーリーの中で、役者の個性や演技のおもしろさが伝わってくる好きな作品です。

時代劇のイメージが強い黒澤明監督の作品の中で「天国と地獄」は現代版の作品で、誘拐犯を探し出す警察官の捜査がとてもリアルで、列車を使ったシーンなどは個人的に西村京太郎のトラベルミステリーを思い出すくらい好きで、この作品も繰り返し見ています。

「影武者」は武田信玄の影武者を描いた作品で、戦国時代は個人的にも興味がある事もあり、またこの作品を作成したドキュメンタリー番組も見ているので、どうやって撮影しているのか、役者の演技のシーンなど細かい所まで見てからまた見ると、よりいっそう興味深く見れます。

「夢」という作品はいくつかのストーリーで構成されており、美しい映像や、恐怖感、ファンタジー、人類の警告などそれぞれのストーリーで楽しめる作品だと思います。

黒澤明監督の作品の中で特に好きな作品を紹介しましたが、監督の作品は映画の本当のおもしろさがわかる本物の映画を見たような感じがします。監督の本の中で監督が選んだ100本の映画(日本と海外も含む)の作品名が載っていますが。今後監督が選んだ映画作品も観ていきたいと思います。

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食と健康

りんごポリフェノール

りんごには、美容と健康にうれしい成分が挙げるときりがないほどたっぷりと含まれています。

疲労回復に効果があるクエン酸やりんご酸、ナトリウムを体の外に出して高血圧やむくみを防ぐカリウム、腸内の善玉菌を増やし、整腸作用のあるペクチンなどが代表的なものです。なかでも注目したいのが、りんごポリフェノール。とくに皮の部分に多く含まれます。数千種類ともいわれるポリフェノールのなかでもとくに強力な抗酸化を誇るのです。りんごポリフェノールには、発がん性物質の活性化を抑える効果があります。血糖値の急激な上昇を防いで血管の糖化を食い止め、動脈硬化も防いでくれます。健康維持から美肌作り、ダイエットまで頼もしいフルーツです。

(有機酸)

・クエン酸、リンゴ酸といった有機酸を多く含み、胃腸の働きを良くし、殺菌作用などの効果があります。また、乳酸を減して、疲れを取り除き、肩こり、腰痛の防止にも効果があります。

(カリウム)

・カリウムなどが体内の塩分を排出する働きがあり、高血圧に効果があると言われています。

(ペクチンの働き)

・リンゴの皮にはペクチンが多く含まれており、整腸作用を促しコレステロールを排出する作用や便秘を防ぎ大腸がんを予防する効果があります。

(皮にはポリフェノールがいっぱい)

・リンゴの皮やその近くには食物繊維やポリフェノールなどの栄養素がいっぱいです。ポリフェノールにはコレステロールを取り除いたり、活性酸素を抑える働きがあります。また、がん予防にも効果があると言われています。最近の発見では、このリンゴポリフェノールには、膚(はだ)の光老化を防止する働きがある事も解ったそうです。

(リンゴの食べ方)

・なるべく皮は捨てないで食べたいですが、皮を剥いていると茶色く変色してきます。これは酸化酵素によるものですが、これを防ぐには塩水に浸けるかレモン汁を加えた水に浸すと防げます。すりおろしたリンゴは離乳食や風邪を引いたときなどの栄養補給に、リンゴのポリフェノールは酸化しやすく、空気に触れるとすぐに茶色くなってしまいます。また、金属イオンとも反応しやすいので、おろすときは、陶器やプラスチックのおろし板を使う事をお勧めします。

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食と健康

トマトのリコピン

トマトには美容と健康にうれしい栄養素がたっぷり含まれています。

トマトの赤い色のもとであるリコピンには、βーカロテンの2倍、ビタミンEの100倍ともいわれる強い抗酸化作用があります。がん予防の他、血糖値を下げる効果や脂肪がたまるのを防ぐ働きも。皮の部分に多いケルセチンには血管を強くする働きがあり、動脈硬化などの血管の病気を防いでくれます。また、美肌効果の高いビタミンCも豊富で、食物繊維も多く含まれており、ダイエットの人にもおすすめです。こららの栄養素を手軽に得られるのもトマトの魅力です。なお、ミニトマトは手軽にとれるうえに、普通のトマト以上に栄養素が豊富です。

(トマトの赤はリコピンの赤)

・真っ赤なトマトには栄養がいっぱい。その中でも特に注目されているのがリコピンと呼ばれるカロテノイドの一種。トマトの赤い色はこのリコピンの赤なのです。このリコピンは生活習慣病予防や老化抑制にも効果があると言われます。

(老化やがんを予防する抗酸化物質に注目)

・トマトは低カロリーでさまざまな栄養成分が豊富な健康野菜。美肌効果や風邪予防に役立つビタミンC、老化を抑制するビタミンE、塩分の排出を助けるカリウム、腸内環境を整える食物繊維などをバランスよく含んでいます。更に注目されているのが、カロテノイドの仲間であるリコピンやβーカロテン。私たちは酸素がなければ生きていけませんが、酸素には細胞を酸化させ、老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病を引き起こす作用があることがわかってきたので、抗酸化作用を持つリコピンやβーカロテンに期待が集まっています。中でもリコピンの抗酸化作用は強力で、βーカロテンの2倍、ビタミンEの100倍ともいわれています。

(リコピンを上手にとるには)

・リコピンをはじめとするカロテノイドの吸収性ですが、生野菜からは非常に低く、同じ量を摂取したとしても、生のトマトより加工品の方が2~3倍もリコピンを吸収しやすいことが明らかにされています。また、油を使った料理でも比較的熱に強い性質を持っているリコピンの吸収性は高まるのです。リコピンを効率的かつ十分にとるには生のトマトだけに頼らず、トマト加工品を利用するのが賢い方法です。

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食と健康

ゴマのゴマリグナン(セサミン)

ごまは、古くから万病を防ぐ効果が知られていた香辛料の一種です。特に注目したいのが、ごまだけに含まれるゴマリグナン。サプリメントなどで有名なセサミンなどを含む抗酸化物質の総称です。活性酸素が作られやすい肝臓まで届くのは、数ある抗酸化物質の中でゴマリグナンだけ。アンチエイジング効果に加えて肝機能を回復する効果も明らかになっています。豊富に含まれるビタミンB1、それ以外にビタミンE、食物繊維、不飽和脂肪酸、肉や魚並みの含有量を誇るタンパク質、鉄分、カルシウムなど、多くの栄養成分が、小さな粒にバランスよくギュッと詰まっています。

(抗酸化/老化防止)

・ごまに含まれているゴマリグナンとビタミンEの相互作用により、高い抗酸化力を生み出す事が明らかになっています。また、ゴマリグナン自体も、老化抑制効果が証明されている栄養素です。

(コレステロール減少)

・脂質代謝異常は、肥満・糖尿病・心臓疾患など生活習慣病の原因となります。ゴマリグナンに一種であるセサミンには、血清中性脂肪濃度を低下させる効果があります。ごまの脂質代謝改善機能を高めるため、セサミンを強化したごまの普及が進んでいます。

(抗高血圧作用)

・高血圧は、心疾患や脳卒中などの発症リスクが高まると言われています。ごまに含まれるセサミンには、降圧作用が証明されています。ヒトに対する臨床試験でも、ごまに降圧作用がみられただけでなく、副作用がないことも明らかになりました。食生活からの健康管理を活用していければと思います。

(便秘解消)

・ごまには、腸内環境を整えるために必須の食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は一日に18g必要だとされていますが、ごま大匙2杯でその5分の1を摂取することが可能です。ごまは様々な食材に合わせやすい万能食材のため、積極的に摂取を心掛けたいです。

(貧血予防)

・ごまには、非ヘム鉄と呼ばれる鉄分が豊富に含まれています。一日に必要な鉄分量は約10mg。ごまには、大匙1杯で約1.8mgの鉄分が含まれています。副菜に取り入れると、簡単に摂取できる量です。ごまは手軽に鉄分を摂取できる食材としてもおすすめです。

(アルコール分解補助)

・ゴマリグナンの一種であるセサミンにはアルコール分解を促進する作用があります。セサミンはポリフェノールの一種のため、ポリフェノールを含む飲み物や食材と合わせると相乗効果があります。飲むお酒やおつまみを栄養素の観点から考えてみるのも、楽しいです。

(白髪予防)

・白髪の主な原因は、”活性酸素”。ごまが持つ抗酸化力の高さは先述の通りです。タンパク質やミネラル、ビタミンB、ビタミンE、亜鉛といった頭皮や毛髪の健康に必須の栄養素が、ごまには豊富に含まれています。

(すりつぶす)

・ごまは、皮が硬いため消化がよくありません。ごまの栄養吸収率が一番良いのは、皮を壊した状態である”すりごま”です。食べる時にすりつぶすと、香りもたっておすすめです。便利なすりごまも売ってますが、すった状態でのごまは非常に酸化しやすいので、保存方法に注意し、早めに食べきりましょう。

(炒める)

・香り高いごまが堪能できるのが、ごまを炒めた”煎りごま”です。炒める事によって香りだけでなく、ゴマリグナンの一種であるセサモリンは、過熱によってさらに強い抗酸化力を持ったセサモールに変化するのです。

(ごま豆腐)

・ゴマと本葛澱粉を混ぜて作られたものが、ごま豆腐です。ごまと本葛澱粉の相互作用により、老化防止・体力回復・血糖値の上昇抑制効果など様々な健康効果が期待できます。

(ごま油)

・ごまをそのまま圧搾したものが、ごま油です。ごま油には、多くのビタミンやミネラルが含まれており、酸化しにくい特徴があります。焙煎したごまからつくられたごま油が、「焙煎油」、生のごまから作られたごま油は「純白(太白)油」と呼びます。

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食と健康

青魚のDHAとEPA

さんまをはじめ、あじ、いわし、さば、ぶりなど背中が青みがかっている魚をまとめて「青魚」と呼びます。これらの魚の脂にはDHA、EPAという成分が多く含まれています。

「オメガ酸脂肪酸」と呼ばれ、脳や血管の老化を防いで血液をサラサラに保ち、動脈硬化やがんを予防する効果があります。脳を活性し、認知症を予防するパワーを持つことも明らかになっています。また、美肌効果が高いビタミンB群や、丈夫な骨を作ってくれるカルシウムとビタミンDがセットで含まれています。

(DHAとEPAの働き)

血液をサラサラにし、中性脂肪やコレステロール値を下げる効果があります。脂肪酸の合成に関わる酵素の働きを抑制する作用があり、中性脂肪やアラキドン酸を減少させます。その結果、脳血管障害や虚血性心疾患などの病気予防に役立ちます。他にも抗炎症&抗アレルギー効果、精神安定効果、眼精疲労抑制効果、肌の潤い効果などもあります。

(DHAとEPAの違い)

脳への働きはDHAが、血小板͡凝集効果はEPAがそれぞれ得意としています。EPAは脳血液関門といわれる、脳への入り口を通り抜ける事ができません。しかしDHAにはそれが可能で、脳神経を活性化し、記憶力の向上などの効果があります。EPAは、血小板凝集抑制効果が非常に高く、心筋梗塞や、虚血性心疾患の予防効果が非常に高いといえます。DHAも効果は持っていますが、EPAほど高くはありません。

(DHAとEPAが多く含まれる食品)

・サバの開き100g DHA 3100mg EPA 2200mg

・まぐろトロ刺身5切れ(75g) DHA 2158mg EPA 968mg

・さけ切り身1切れ(120g) DHA 2040mg EPA 1200mg

・さんま1尾(150g) DHA 1400mg EPA 650mg

焼き魚などで脂を落としすぎるとDHAやEPAも失われてしまいます。刺身やたたきなど生の状態がおすすめです。いわしの稚魚であるしらす干しやちりめんじゃこも、手軽にまるごと食べられておすすめです。毎日の食事から摂取する事が難しい方、魚嫌いの方はサプリメントを活用する事がおすすめです。

(DHAとEPAを特に必要とする人)

・高血圧の方

・中性脂肪、コレステロールが気になる方

・ビジネス、受験で集中力を維持したい方

・物忘れなど記憶力の低下を防ぎたい方

・血液をサラサラにしたい方

・アレルギー、アトピー、が気になる方

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食と健康

黒酢のアミノ酸とクエン酸

黒酢は玄米または大麦を原材料とし、長い時間(1~3年)発酵・熟成させています。米酢は精米を主な原料としてますが、黒酢は玄米や大麦を原料として醸造されています。

味は米酢は酸味が強く、黒酢は酸味よりもまろやかな風味と香りが特徴的です。飲用としても黒酢の方が飲みやすく、店頭でも黒酢飲料を多く見かけます。また、栄養面でも黒酢と米酢には違いがあり、長期熟成された黒酢は、米酢よりもアミノ酸が多く含まれていて、健康維持効果が多く期待されます。

(黒酢の健康効果)

1、血液サラサラ効果

お酢の血液さらさら効果に加え、黒酢に豊富に含まれるアミノ酸には体内に流れる血をサラサラにしてくれる効果があります。また、コレステロールや中性脂肪が血管内にたまるのを防いでくれます。

2、疲労回復効果

アミノ酸は運動後の疲労回復などに役立ち、持久力のアップにも効果があるとされていて、運動前に飲む事が有効だそうです。さらに、黒酢に含まれているクエン酸やポリフェノールは筋肉痛を和らげ、疲労を取り除いてくれるとも言われています。

3、ダイエット効果

黒酢にはアミノ酸とクエン酸が豊富に含まれているので脂肪の燃焼を促進させる効果があります。この二つの栄養素によって基礎代謝を活発にさせ、ダイエットの効果が期待できます。特にアミノ酸は、体脂肪を分解する酵素「リバーゼ」を働かせる原料となるので、体脂肪の分解を効率的に行ってくれます。運動をしながら黒酢を摂取すると、より効率的に脂肪の分解をしてくれます。

4、美容・美肌効果

黒酢に含まれるグリシンというアミノ酸の成分が皮膚を守る免疫機能を改善する働きがあることが研究で分かりました。この免疫機能は肌の水分を保ち外部の刺激から肌を守る大切な働きをしてくれます。さらに黒酢には新しい肌細胞の誕生に不可欠な成分が含まれており、お肌を若々しく保つ効果があります。

5、抗酸化作用で老化防止効果

黒酢に含まれるメラノイジンという成分には強力な抗酸化作用があります。抗酸化作用とは老化の原因となる身体の酸化を防ぐ作用のことを指します。お酢にはもともと抗酸化作用があるとされていますが、黒酢は特にこの作用が強く、効果も高いとされています。抗酸化作用によって老化現象が予防、改善されるそうです。

6、冷え性の改善効果

黒酢に含まれるアミノ酸によって固くなった赤血球を柔らかくする効果があります。赤血球が柔らかくなると手足の末端まで血液が流れ冷え性の改善に効果が発揮されます。黒酢には元々代謝をあげて血流をよくする効果があるので、自然と冷え性の改善につながります。

7、便秘解消効果

黒酢には大腸の働きを活発にし、便秘予防・改善の効果があります。薬で無理やり便秘を治すのではなく、自然に身体の活動を高めて治すので負担も少なく、また副作用も無いので安心・安全に体質改善を行うことができます。同時に腸内環境も整えてくれるので、体内から綺麗になることができます。

(黒酢の料理例)

・黒酢のお湯(水)割り

・黒酢のハチミツ割

・黒酢ピクルス

・黒酢豚

・黒酢の鶏照り焼き

・なすと豚肉の黒酢炒め