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高カカオ成分チョコレート

チョコレートの原料であるカカオ豆は、紀元前2000年の昔から中央アメリカやメキシコ南部で栽培されていた作物。カカオの特徴は、カカオポリフェノールカテキンなどのポリフェノールがたっぷり含まれている点です。これらのポリフェノールには高い抗酸化・抗炎症作用があり、動脈硬化やがんを防いでくれます。

苦味成分であるテオブロミンは、毛細血管の血流をよくして冷えやむくみなどを改善します。チョコレートにはビタミンEやナイアシン、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、リンなどのミネラル類や食物繊維も豊富に含まれ、体の調子を整えてくれます。

こうしたアンチエイジング効果は、糖分や乳製品がたっぷり含まれたチョコレートではなく、カカオ分が高いチョコレートでこそ得られるもの。買う時にはカカオ70%以上を1つの目安に選ぶとよいでしょう。

(カカオ豆には活性酸素を抑えるポリフェノールがたっぷり)

チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールにはさまざまな効果があります。代表的なのがLDLコレステロールが活性酸素によって悪玉化して動脈硬化を引き起こすのを防ぐ力です。また、血管を拡げる作用もあるので、高血圧や冷え性、血栓の予防にもなります。チョコレートやココアの摂取量の多い人ほど心臓病が少ないという発表がされています。摂取量としては、日常的にチョコレートを20gほど摂るだけで心臓病のリスクが減るというわけです。

(チョコレートは肥満、虫歯、ニキビの敵ではない!)

「チョコレートは肥満の大敵では?」と心配されますが、カカオ豆に含まれるカカオバターの脂肪分は吸収率が低く、体脂肪になりにくい事が実証されています。しかもチョコレートは少量でも高い満足度が得られるため、脂肪分の多いケーキなどを食べるより、むしろ肥満の抑制になると言えます。必要以上に食べるのでない限り、チョコレートに含まれている抗酸化物質を摂るほうが身体の老化防止によいという説もあります。

また、カカオにはリグニンという食物繊維が多量に含まれるため、肥満や大腸がんの原因になる便秘予防にも効果があります。さらに、カカオ成分には抗菌作用もあるため、ピロリ菌や大腸菌の抑制効果も認められています。菌の抑制効果という点では、カカオ成分には虫歯の原因菌となるソブリナス菌を抑える働きがあることも歯科医師の研究で分かりました。チョコレートは虫歯になるどころか、むしろ抑える効果もあったのです。

「チョコレートを食べると、ニキビができる」と敬遠する女性もいますが、チョコレートとにきびに科学的な因果関係は認められないことが判明しています。また、カカオ・ポリフェノールにはアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の炎症を抑える作用があることも分かっています。

(チョコレートとココアの違い)

チョコレートもココアも全て同じカカオ豆からつくられますが、それぞれ製法が異なります。ちなみに、ココアを発明したのは、オランダのクンラート・バンホーテン。固形チョコを初めて製造したのはイギリスのフライ社。いずれも19世紀のことで、紀元前から続くチョコレートをめぐる歴史の中では、まだ日が浅いといえます。

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ペット猫

ペットの猫

一匹の猫をかっています。名前は「リリー」年齢は9歳のメス 近所の知り合いの家で生まれた何匹かの一匹をもらってほしいと言われて飼う事になりました。リリーという名前は知り合いの方がつけた名前です。猫を飼うのは初めてでした。

時々変わった寝方をするので、不思議に思います。

お気に入りの写真です。

  何かねらっている?

  今にも寝そう。

  完全に眠っている。

  ポストから呼んでいる。

  日向ごっこ。

  水をくれ~!

  自分の家。

  アップ顔。

猫は見ているだけで癒されます。    

時々走りまわったりする時もあれば

1日ほとんど眠っている時もあります。

食事をしてると、餌を請求してきます。

就寝すると、隣りに来て一緒に眠ります。

最後までありがとうございました。

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免疫細胞を活性化させる きのこ類

きのこ類にはビタミンB群がたっぷり含まれています。体内での糖化を防いで脂質を燃やし、疲労を回復させる効果もあります。カルシウムの吸収や沈着を助けて骨や髪、爪を強くしてくれる ビタミンDも多く含まれています。注目なのがβーグルカン。 この成分は免疫細胞の1つ「マクロファージ」の効果を高めて、がんなどの生活習慣病を強力に防いでくれるのです。

これらの成分はきのこ類に共通して含まれています。きのこ全般がアンチエイジングフードといえます。ビタミンDが豊富なしめじや舞茸、ビタミンB群がとくに多いえのきだけやなめこ、食物繊維が豊富なエリンギ、ミネラルが多いきくらげなど、種類ごとにそれぞれの強みもあります。

きのこ類は「食物繊維」が豊富な食材で、お腹の調子を整えてくれるので、腸内環境の改善に効果的。食べることで肥満や便秘の予防につながります。また毎日の食事で不足しがちなビタミンやミネラルが含まれており、特にダイエットや美肌作りに欠かせないビタミンB群が豊富。さらに低カロリーでヘルシーなのでたくさん食べても太りにくく、いい事づくめ。

この他、免疫機能を高める効果があり、抗ガン剤などの薬品に用いられることがある「βーグルカン」という成分が含まれているきのこや、「ビタミンD」という腸に取り込まれたカルシウムを骨に定着させる働きがある栄養素が豊富に含まれているものもあります。ビタミンDはカルシウムと一緒に食べることで骨粗しょう症の予防にも効果的なので、育ち盛りのお子様やお年寄りの方にもおすすめです。

(きのこの種類と種な効果)

・シイタケ・・・便秘解消、美肌効果

・エリンギ・・・血圧を下げる、脂肪の排出

・しめじ・・・アンチエイジング

・えのき・・・免疫力、脂質代謝の改善

・マイタケ・・・血圧を下げる、糖尿病予防

・キクラゲ・・・血糖値を下げる、肥満予防

・マッシュルーム・・・コレステロール除去、抗酸化作用

・なめこ・・・胃壁の保護、肝臓や腎臓機能アップ

きのこは野菜や果物と同じ生鮮食品。時間が経つほど鮮度や栄養が落ちていくので、買ってきたらすぐに食べるのがおすすめです。それでも使い切れずに残ってしまった場合におすすめなのが「冷凍」して保存すること。きのこは洗わずに生のまま使いやすい大きさにカットし、保存袋に入れて空気を抜き、なるべく平らにした状態で冷凍庫で保存します。冷凍することできのこの細胞壁が壊れて栄養成分が出てくるので、旨味が増しておいしく食べることができます。料理に使う時には解凍せずに、凍ったまま調理するのがポイントです。